久々に綿矢りさのニュースが流れた。
それに伴い綿矢りさリンク集のアクセスが結構行って、カウンタ壊れたようです。
ここ最近は通常で500を切っていたのに、昨日のカウント8787(現在とりあえず確認できるもの)で、今日は15000を越えてるし。
今年1月、「蹴りたい背中」で史上最年少の19歳で芥川賞を受けた学生作家、綿矢りささん(20、顔写真)=早稲田大学教育学部3年=の処女作「インストール」が映画化され、来年正月に全国公開される。人気アイドル、上戸彩(18)が、パソコン上で“サイバー風俗嬢”を演じるのも話題だが、映画を大いに宣伝したい配給元に悩みが浮上している。一体何が…。
「芸能界と文壇のWアイドルは、ルックスもいい組み合わせで話題性十分。2人の対談をセットして、マスコミに露出していこうと考えていたんですが、綿矢さんのほうが一切協力してくれそうにない。上戸のほうもがっかりしているようですよ」(製作関係者)
映画を製作・配給する角川映画の宣伝担当者は「今のところ、原作者からどういう協力を得られるかは未定です。公開前に記者発表するかどうかも決まっていません。話題の方なので慎重に対処しているところです…」とはっきりしない。
映画は、綿矢さんが芥川賞を受ける前の昨年に撮影。既に試写も行われているが、宣伝資料に原作者の推薦文もなく、その顔写真もない。
「今年上期の芥川賞は、綿矢さんと『蛇にピアス』の金原ひとみさん(21)の超若手W受賞でした。特に綿矢さんは受賞直後からアイドル並みの人気で、ストーカー騒動もあったほど。その影響でしょうか、受賞会見以外はほとんどマスコミの露出を避けている」(文壇ウオッチャー)
綿矢さんを育て、その取材窓口になっている河出書房新社は「彼女は自分の小説についてもプロモーションに関心がない。映画だから特別なわけではない。プロ作家とはいえ、やはり学業優先ということ。映画は本の宣伝にもなるが、こちらも無理強いする考えはない。最新作にもじっくり取り組んでもらいたい」(編集幹部)と説明する。同社から出ている「蹴りたい背中」は127万部、「インストール」も50万部を超える大ベストセラーだ。これだけの話題作家を宣伝に使えないのは何とも悩ましい。「通常、作家に宣伝協力してもらうことを文書で契約することはない。できない、と言われれば従うしかない」(日本映画配給会社の宣伝担当者)という事情もある。
しかし、大手出版社の文芸誌編集長はこういう。
「例えば、直木賞作家の浅田次郎氏や山本一力氏は、自作が映像や舞台になれば、地味な劇団の作品でも製作会見に出席し、推薦文を寄せてサポートします。一方で、村上春樹氏はほとんどインタビューを受けない。これも、ものを売る手段として露出を避けて飢餓感をあおるという戦略と見ることもできる。彼女の場合、それを意図したわけではないでしょうが、見たいという気持ちは募るでしょう」
映画はちょっと変わった女子高校生の生き方を小気味よく描くが、“Wアイドル”の登場は見てみたかった…。
ZAKZAK 2004/09/11
こんなふうにちょっと時事ネタを扱うとブログっぽい?
で、感想。
まー、綿矢りさ、っぽいかな、って感じ。
あんまメディアに出ないよ、って感じ。
ま、メディアなり、メディアに付随する企業なり、それはそれで思惑があるわけで、
でも、綿矢りさの思惑と必ずしも重ならなかったってことなんでしょう。
綿矢りさをメディアに出したいなら、坂口憲二を呼べと。
ファンらしいんで。
そうすれば、出てきてくれるんじゃない?
まー、でも、綿矢りさの思惑とは別に、出版社のマネー的には、もっとね、表に出てくれるほうが有り難いんだろうし。
河出書房の担当者も会社の思惑と作者の気持ちの間にあって、色々大変だろうなと思った。
売る側にとって有効な戦略は、はっきり言って、今が旬の、使い捨て戦略。
若いうちの今、綿矢りさを売れるだけ売って、かせいで、搾り取って、使えなくなったら、ポイッと捨てる戦略。
で、綿矢が終われば、また、新しいスターを作って売ればいい、っていう戦略。
でも、その戦略に綿矢が必ずしも乗って来ない、っていう、ね。
まー、そんな見え見えの戦略は、綿矢自身、見通してるわけで。
そんな世の中との微妙な距離の取り方が、それなりに面白いわけで。
僕的には、あえて世の中に乗って、踊ったふりをして、その上でそれを茶化す、スタンスってのを、綿矢りさ的「毒」に希望したいんだけどね。
でも、実際、世の中の毒は、かなり、めちゃめちゃ強いんで、変に太刀打ちも難しいし、
20歳の女の子にして見れば、そこから、逃げる、っていうのは、
ひとつのgoodな戦略なのかな、とも思う。
まー、メディアに躍らせることなく、頑張って下さい、と。
綿矢さんとしては、これ以上大騒ぎしてほしくないのでしょうか。
映画は私も注目しています。
公開はいつごろなんでしょうか。